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Home Linux Jp チュートリアル SteamOS のインストールと無線 LAN、オーディオの設定方法

SteamOS のインストールと無線 LAN、オーディオの設定方法

原文へのリンクはこちらです。

デスクトップ ゲームに関心のあるほとんどの人は、ValveのSteam サービスを知っていることでしょう。昨年、Valve は、Big Picture と呼ぶ新しい機能をデスクトップ アプリに追加しました。この新インタフェースは、テレビとコントローラをより使いやすいものにしますが、従来のマウスとキーボードによるインタフェースも有効です。今年、Valve は、新しいSteam Machine を発表しました。これは、今までのスタンドアロンなシステムに Big Picture のインタフェースを提供するものです。

注意: SteamOS と関連するハードウエアについては、Steam のサイトを参照して下さい。

ここで、Valve の SteamOS ソフトウエアについて、詳しく説明します。これは、Debian をベースにした Operating system です。ゲーム環境の設定と同じように、不要な OS タスクのオーバーヘッドを削減しています。Valve からベータ版がダウンロード可能ですので、セットアップしてみましょう。

必要とするハードウエア
Steam の Web サイト store.steampowered.com/steamos/buildyourown によれば、以下のようなハードウエアが必要です。
・インテルもしくは AMD 64 ビット CPU
・4GB RAM
・500GB ハードディスク
・NVIDIA グラフィック カード (インテル、AMDは、サポート予定)
・UEFI 対応のマザーボード
・USB ポート (と 1GB 以上の USB メモリ)
注意: ここで紹介するインストール手順は、ハードディスクの内容を完全に消去します。

私が使ったハードウエア
たまたま手元にあった以下のものを使いました。時間と余裕があれば、もっと良いグラフィック カードを使いたかったのですが。
・インテル  i7
・32GB RAM
・2TB ハードディスク
・16GB USB メモリ
・NVIDIA GeForce 9800 GTX+

USB インストーラーの設定
まず、USB メモリを FAT32 でフォーマットします。


Windows のコマンド プロンプトで実行する場合は、以下のコマンドを使用してください。
「format f: /FS:FAT32」
ここで、f:は、USB メモリのドライブ名です。
http://store.steampowered.com/steamos/download/?ver=custom から、カスタム インストーラーをダウンロードします。
7zipか、Windows のツールを使って解凍し、中身をフォーマット済みの USB メモリにコピーします。問題がなければ、これでインストーラー ディスクの完成です。

インストーラーの開始
USB メモリをコンピューターに挿入し、ブートします。ブート中に F12 キー (マザーボードによっては他のキーの場合がある) を押すと、次のようなデバイス選択メニューが表示されます。

この画面で矢印キーを使って USB インストーラー ディスクを選択し、Enter キーを押すと、次のような画面が表示されます。

この画面で Enter キーを押し、自動インストールを選択すると、インストールが始まります。すべてが完了すると、自動的にリブートし、Linux 環境が設定されます。

インストール後
インストール後に、いくつか手動で設定するものがあります。(1) WiFiの設定と EULA の承諾、(2) post_login.sh スクリプトを実行して、セットアップを完了させる、の 2 つです。

ログイン画面 (上図) から、[GNOME] を選択し、ユーザー名「steam」、パスワード「steam」を使って、ログインします。WiFi を使う場合は、インターネットに接続しておきます。画面の右上にある[wireless] ドロップダウン メニューを使って、無線 LAN に接続します。

注意: ステルスな WiFi ネットワークに接続する場合は、少し工夫が必要です。まず一時的に、オープンな WiFi ネットワークを用意します (私は Android を使ってホット スポットを用意しました)。一時的なネットワークに接続し、WiFi メニューでネットワークを編集します。ネットワーク名に [Other] を選択してから、ドロップ ダウン メニューの [New] を選び、WiFi 情報を手動で入力します。

ネットワークに接続したら、画面左上にある [Activities] から [Terminal] を選択し、ターミナルを開きます。コマンド「steam」を使って、Steam にアクセスするためのデスクトップ インタフェースを起動します。EULA (使用許諾契約) に同意し、インストールを完了すれば、準備完了です。

steam アカウントからサインアウトして、ユーザー名「desktop」、パスワード「desktop」、[GNOME] オプションを使ってログインしてください。ターミナルを開いて、コマンド「./post_logon.sh」を実行し、インストールの後処理を行います。パスワードを聞かれたら「desktop」と入力し、y キーと Enter キーを押して実行を継続します。その後はすべて自動的に進行します。もう一度リブートされると、SteamOS のインストールは完了です。

オーディオのチェック
オーディオ機能が動かない場合は、ミュート状態になっている可能性があります。github のエラーレポートによれば、次のようにして解決できます。Steam 設定で [interface] を選択し、デスクトップ モードを有効にします。これで、[Exit]->[Return to desktop] と進み、Linux のデスクトップ画面に戻ることができます。ブラウザ ([activities] メニューから [iceweasel]) を使って、http://packages.debian.org/wheezy/alsa-utils から  alsa-utils をダウンロードします。

ダウンロード後、ターミナルで「cd Downloads」コマンドを使用し、ファイルを取得します。この後、root 権限が必要なのですが、インストールが完了すると desktop ユーザーのパスワードがなぜか変更されているので、「passwd desktop」コマンドでパスワードを更新します。私は、「desktop」に戻しておきました。そして、「sudo dpkg –I alsa-utils_1.0.25-4_amd64.deb」を実行します。alsa-utils をインストールしたら、alsamixer でオーディオ デバイスの状態を確認します。

F6 キーでサウンドカードを選択し、ボリューム レベルがミュートでないこと (ショートカットは 'm')、またはレベルが低すぎないことを確認します。私の場合、マスター ボリュームがミュートされていました。これを変更して、デスクトップ上の [Return to steam] リンクを使って元の画面へ戻ります。これで音も問題ありません。

ゲームのセットアップ
インストール後、Big Pictureインタフェースを使って、Steamアカウントへのログイン、ゲーム ダウンロードができます。今のところ、Linux 互換のゲームのみサポートされています。私は Half Life2: Episode 2 と Counter Strike を試してみました。私の普段使いのマシンと比較すると、グラフィックカードが弱い点を除けば問題ありません。既存のハードウエアから Steam マシンへゲームをストリーミングすることができるようになり、LAN で結ぶことで、取り回しの良い小さなゲーム コンソールとテレビの両方でゲームを楽しめるリグを手に入れることができます。現在使用中のマシンで Steam の Big Picture を見れば、UI がどのようになるかがわかります。同じものですから。

もうすぐ来るもの、そして欲しいもの
詳しいことは Steam のサイトでわかりますが、簡単に説明すると、ストリーミング (通常のメディアではなく、ホーム ネットワークに接続したマシンのすべてのゲームについて) とファミリー オプション (制限付きでゲーム シェアリングが可能) が SteamOS で使えるようになります。個人的にはデュアル ブートとセットアップの改良を望んでいます (上記の WiFi とオーディオの設定の説明を参照)。

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