twitter icon   twitter icon   rss icon

Linux.com Japan

Home Linux Jp チュートリアル Clonezilla を使ってハード ディスク イメージを複製する

Clonezilla を使ってハード ディスク イメージを複製する

原文はこちらです。

fig-1 gparted

Clonezilla は、パーティションとディスクの Linux、FreeBSD、NetBSD、OpenBSD、MacX、Windows、Minix 用複製アプリケーションです。ext、NTFS、FAT、XFS、JFS と Btrfs、LVM2、VMWare のエンタープライズ クラスタリング ファイルシステム である VMFS3 と VMFS5 など大半のファイルシステムをサポートしています。32 ビット、64 ビット システムの双方をサポートしており、また、従来 BIOS と UEFI BIOS、MBR と GPT パーティション テーブル双方をサポートしています。インストール済みのアプリケーションを含む Windows システム全体をバックアップするための最適なツールです。また、Linux テスト システム全体をバックアップして、テストでシステムを破壊したときに、簡単に復帰することができます。

Clonezilla は、未サポートのファイルシステムであっても、dd コマンドを併用することにより、ファイル単位ではなくブロック単位でコピーすることでサポートします。つまり、Clonezilla は、どのようなファイルシステムであってもコピーできます (ブロックとは: ハードディスクのアクセス最小単位をセクターと呼び、ブロックは、複数セクターからなる論理データ)。

Clonezilla には、Clonezilla Live と Clonezilla Server Edition (SE) の 2 つのバージョンがあります。Clonezilla Live は、あるコンピューターをローカル ストレージやネットワーク共有ストレージに複製するのに用います。Clonezilla SE は、より大きなデプロイを行ったり、複数の PC で構成されるネットワーク全体のイメージを同時に複数個高速複製したりする際に使えます。Clonezilla SE については、将来カバーします。ここでは、Clonezilla Live の USB スティックを作成し、複製、リストアの手順を勉強します。

Clonezilla と Tuxboot

ダウンロード ページに、Stable releaseAlternative release へのリンクがあります。Clonezilla の改良に関心があれば、テスト リリースを使うことも良いと思います。安定版は debian ベースで、フリーでないソフトウエアを含んでいます。他の安定版は Ubuntu ベースで、やはりフリーでないソフトウエアを含んでおり、UEFI セキュア ブートをサポートしています。

Clonezilla をダウンロード後、USB スティックに Clonezilla をコピーするために、Tuxboot をインストールします。Tuxboot は、Unetbootin を修正して、Clonezilla をサポートしたものです。Unetbootin は、そのままでは使えません。Tuxboot のインストールは、ちょっと問題です。Ubuntu ユーザーであれば、パーソナル パッケージアーカイブ (PPA) を使うことによって、簡単にインストールできます。

$ sudo apt-add-repository ppa:thomas.tsai/ubuntu-tuxboot
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install tuxboot

Tuxboot のパッケージをサポートしていない Ubuntu 以外のディストリビューションのときは、ソースの tar ボールをダウンロードします。README.txt ファイルの内容に従って、コンパイルとインストールをします。

Tuxboot をインストールしたら、ブート可能な Clonezilla USB スティックを作成します。まず、200M バイト以上の FAT32 領域を作成します。図 1 は、Gparted を使った例です。ラベルを ”clonezilla” とすると、わかりやすくなります。例では、2G バイトの USB スティックをひとつのパーティションでフォーマットしました。

Tuxboot を起動します (図2)。”Pre-downloader” をチェックし、Clonezilla ファイルを選択し、ボタンを押します。USB スティックを自動的に検出します。パーティション番号をチェックし、間違いがないか確認します。例では、/dev/sdd1 です。OK をクリックします。完了したら、Exit をクリックします。リブートについて尋ねられますが、問題ありません。実際にはリブートしません。これで、どこでも使用可能な Clonezilla USB スティックができました。

fig-2-tuxboot

ドライブ イメージの作成

バックアップをとりたいコンピューターで、Clonezilla USB スティックを起動します。最初にブート メニューが表示されます。デフォルト エントリーをブートします。言語とキーボード配列を尋ねられます。”Start Clonezilla” メニューで、”Start Clonezilla” を選択します。次のメニューで、”device_image” を選択します。

次の画面は、少し混乱を招くかもしれません。オプションには、local_dev、ssh_server、samba_server および nfs_server があり、バックアップ イメージを作成する場所を選択します。作成するパーティション、ドライブの大きさは、複製するボリュームを格納するために充分な大きさが必要です。local_dev を選択する場合、ローカル パーティション上にイメージを格納できる充分な大きさが必要です。外付け USB ハード ドライブが、簡単で調達しやすい解決案です。server オプションのいずれかを選択したときは、イーサネット接続、サーバーの IP アドレス、およびログイン関係情報が必要です。今回はローカル パーティションを使用しました。つまり、local_dev を選択しました。

local_dev を選択すると、Clonezillaは、ハードディスク、USB デバイスを含む全ローカル ストレージをスキャンし、パーティションをリスト アップします。イメージを作成したいパーティションを選択します。次に、ディレクトリを指定します。マウント状況とパーティションの使用状況が表示されます。Enter を入力し、次画面へ行きます。”Beginner” か ”Expert” モードを選択します。ここでは、”Beginner” を選択します。

イメージの名称を入力します。デフォルトを受け入れるか、自分の好みの名前を入れます。Clonezilla がパーティションのチェック リストを表示するので、複製を作成するパーティションを選択します。すべての選択が終了すると、次に、ファイルシステム チェックと修復を行うかを尋ねられます。この例では、スキップしました。

次に、新しく作成したイメージがリストアできるかをチェックするかどうかを指定します。私は、いつも yes を指定しています。GUI の代わりに、コマンドラインで実行できるように、コマンドラインのヒントが表示されます。Enter を押します。確認が求められるので、y を押すと、コピーが始まります。

赤、白、青の進捗画面が表示されます(図 3)。

fig-3 export

完了したら、Enter を押下し、リブートを選択します。USB スティックを抜くことを忘れないでください。通常とおり立ち上がったら、作成したばかりの Clonezilla イメージをチェックします。下記のようになるはずです。

$ ls -l /2014-08-07-11-img/
total 1241448
-rw-r--r-- 1 root root       1223 Aug  7 04:22 blkdev.list
-rw-r--r-- 1 root root        636 Aug  7 04:22 blkid.list
-rw-r--r-- 1 root root       3658 Aug  7 04:24 clonezilla-img
-rw-r--r-- 1 root root      12379 Aug  7 04:24 Info-dmi.txt
-rw-r--r-- 1 root root      22685 Aug  7 04:24 Info-lshw.txt
-rw-r--r-- 1 root root       3652 Aug  7 04:24 Info-lspci.txt
-rw-r--r-- 1 root root        171 Aug  7 04:24 Info-packages.txt
-rw-r--r-- 1 root root         86 Aug  7 04:24 Info-saved-by-cmd.txt
-rw-r--r-- 1 root root          5 Aug  7 04:24 parts
-rw------- 1 root root 1270096769 Aug  7 04:24 sda6.ext4-ptcl-img.gz.aa
-rw-r--r-- 1 root root         37 Aug  7 04:22 sda-chs.sf
-rw-r--r-- 1 root root    1048064 Aug  7 04:22 sda-hidden-data-after-mbr
-rw-r--r-- 1 root root        512 Aug  7 04:22 sda-mbr
-rw-r--r-- 1 root root        750 Aug  7 04:22 sda-pt.parted
-rw-r--r-- 1 root root        625 Aug  7 04:22 sda-pt.parted.compact
-rw-r--r-- 1 root root        514 Aug  7 04:22 sda-pt.sf

 

Clonezilla イメージのリストア

作成と同じ手順でリストアします。Clonezilla をブートし、始めのステップは同様です。dev_image を選択し、local_dev のとき、リストアするイメージの存在場所、ローカルデバイス、ネットワーク共有のいずれかを指定します。その後も同じように続けます。イメージとリストア場所を確認してください。

Clonezilla Live Documentation page で、さらに勉強できます。

 

Linux Foundationメンバーシップ

30人のカーネル開発者

人気コンテンツ


Linux Foundationについて

Linux Foundation はLinux の普及,保護,標準化を進めるためにオープンソース コミュニティに資源とサービスを提供しています

 

The Linux Foundation Japan

サイトマップ

問い合わせ先

サイトに関するお問い合わせはこちらまで

Linux Foundation Japan

Linux Foundation

Linux Training

提案、要望

Linux.com JAPANでは広く皆様の提案、要望、投稿を受け付ける予定です。

乞うご期待!