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ブログ:未来のいつか



機械との競争、エリック・ブリニョルフソン著、読了、濫読日記風 2018、その28

機械との競争を読んだ。 テクノロジーは雇用を奪うか?本書は雇用を奪うという立場。技術の進化は長期的には雇用を生むというのが従来の説であったが、著者は技術の進化が早すぎて、雇用を奪うと主張する。4章で19の提言をしている。1、教育の投資、4、義務教育の授業時間を増やす、5、スキルを持つ労働者の移民を積極的に受け入れる、6、起業家教育を行う、10、通信・輸送インフラの強化に投資する、11、基礎研究への予算を増やす、16、住宅ローンへの補助金を減らす、19、著作権の保護期間は短縮すべき。ザ・セカンド・マシン・エイジの著者。 ブックリスト 機械との競争 ザ・セカンド・マシン・エイジ プラットフォームの経済学 機械は人と企業の未来をどう変える? 濫読日記風 2018 ミライの授業、瀧本哲史著、読了、濫読日記風 2018、その27 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 AI vs. 教科書が読めない子どもたち、新井紀子著、読了、濫読日記風 2018、その26 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生、デイヴィッド・グラン著、読了、濫読日記風...
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ミライの授業、瀧本哲史著、読了、濫読日記風 2018、その27

ミライの授業を読んだ。 世界を変えた20人の偉人についての本。14歳向けと書いてあるが、実は大人にとって重要な話が詰まっている。巻末には参考文献リストがあるので未読のものを読んでみたいと思った。ナイチンゲールが統計学者だった話、森鴎外がエビデンスを重要視しないで権威に頼っていた話、地図とは仮説だという話、日本国憲法の草稿を書いた女性、興味深いエピソードに満ちている。20人目の主人公は(本書を読んでください)。 ナイチンゲールの人となり、情報視覚化のテクニックをもっと知りたいと思った。 濫読日記風 2018 AI vs. 教科書が読めない子どもたち、新井紀子著、読了、濫読日記風 2018、その26 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生、デイヴィッド・グラン著、読了、濫読日記風 2018、その25 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 老人読書日記、新藤兼人著、読了、濫読日記風 2018、その24 - 未来のいつか/hyoshiokの日記...
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AI vs. 教科書が読めない子どもたち、新井紀子著、読了、濫読日記風 2018、その26

AI vs. 教科書が読めない子どもたちを読んだ。 本屋で平積みのベストセラー。 日本人は識字率が100%近いと言われているが、著者の調査によれば、日本語が読めても理解できていない子供達が多数いる。教科書すら理解できなければ、言語によるコミュニケーションは不可能ということだ。それは子供だけではない。自分も含む大人の問題でもある。AIに駆逐されないためにも、基本的な読み書き能力を訓練したいと強く思った。自分は正しく日本語を読めているのだろうか。その能力はあるのだろうか。 下記の記事にある簡単なクイズをぜひ解いてみて欲しい。ひっかけ問題でもなんでもない。じっくり読めば解けるはずだけ。 ”大事なのは「読む」力だ!〜4万人の読解力テストで判明した問題を新井紀子・国立情報学研究所教授に聞く” 自分は正しく日本語を読めているのだろうか?自信がない。もっと読解力を身に付けたいと思った。 濫読日記風 2018 花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生、デイヴィッド・グラン著、読了、濫読日記風 2018、その25 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 老人読書日記、新藤兼人著、読了、濫読日記風 2018、その24 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 MARCH...
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花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生、デイヴィッド・グラン著、読了、濫読日記風 2018、その25

花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生を読んだ。 これは凄い。あんまり期待をしないで読んだ分、いい意味で驚いた。 1920年代、禁酒法時代のアメリカ南部オクラホマ州。先住民オセージ族が「花殺しの月の頃」と呼ぶ5月のある夜に起きた2件の殺人。それは、オセージ族とその関係者20数人が、相次いで不審死を遂げる連続殺人事件の幕開けだった――。 アメリカ探偵作家クラブ賞(最優秀犯罪実話賞)受賞 これは凄い。ノンフィクションクライムノベル。事実は小説より奇なり。米国1920年代。先住民(インディアン)が白人から迫害され移住させられていた時代の話。貧しい生活を余儀無くされるわけだが、移住先で油田が見つかり莫大な収入が入るようになって悲劇が始まる。インディアンの連続殺人事件の影には白人の後見人がいて、遺産をかすめとることを目論む。FBI捜査官が命の危険を顧みず捜査をして犯人を追い詰める。そして事件は解決したかに思えた。連続殺人事件はそれだけだったのか。著者は取材を重ねる。 特に後半の著者独自の捜査報道の技術は驚異だ。犠牲者の孫世代が生き残っているので丹念に取材を重ねる。当時の新聞や資料を図書館で探して読む。 驚異的な取材力だ。図書館本 おすすめです。 濫読日記風 2018 老人読書日記、新藤兼人著、読了、濫読日記風 2018、その24 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 MARCH 非暴力の闘い、ジョン・ルイス著、読了、濫読日記風 2018、その23 -...
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老人読書日記、新藤兼人著、読了、濫読日記風 2018、その24

老人読書日記 (岩波新書)を読んだ。 映画監督の新藤兼人が88歳の時(2000年発行)に記した読書日記だ。妻を亡くして一人で生きる老人(身につまされるね)の生活。 若き日の京都(1942年頃)、古書店とのほのぼのとしたやりとりとか印象的だった。西田幾太郎「善の研究」が青春の証だ。巨匠は何を糧に人格を形成したのか。その片鱗を見る。自分も古典に親しみたい。 盛岡から軽便鉄道で岩手山の麓の雫石へ行くのである。 妻がよく言ったものだ。 「軽便鉄道が走ると、小岩井牧場の子馬が汽車と一緒に走るの」(23ページ) 映画監督・シナリオライター・作家の目から様々な作品を読み解いていく。それはラスコーリニコフであり、荷風の断腸亭日乗であり、漱石や子規などである。作品の中に「私」を発見していく。 私とは何かを読み解く読書となる。 最近の作品も紹介している。村上春樹訳「心臓を貫かれて〈上〉 (文春文庫)」。凶悪犯の兄のことを四人兄弟の末弟が書いた。 どれもこれも新藤兼人の解説が面白くてすぐにでも読みたくなる。既読のもの(例えば罪と罰)はこのような視点から読むのだなあという発見になるし、未読のものは、その作品の魅力を様々な角度で伝えてくれるので興味がわく。非常に効率的な積読製造器になっている。やばいよ。気がついたら「心臓を貫かれて」を買っていた。 老人読書日記 (岩波新書) 心臓を貫かれて〈上〉 (文春文庫)...
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MARCH 非暴力の闘い、ジョン・ルイス著、読了、濫読日記風 2018、その23

MARCH 1 非暴力の闘いを読んだ。 米国の1960年代の公民権運動を描いたマンガだ。今から50年ちょと前、米国南部の黒人には選挙権がなかった。それを非暴力でどうやって勝ち取ったかの物語だ。 主人公はジョン・ルイス、米国下院議員、1961年米国南部の州間バスターミナルでの人種隔離に反対するフリーダム・ライドに参加。人種隔離法に反対したため、暴徒から暴行を受け、逮捕された。1963年から66年まで学生非暴力調整委員会(SNCC)の委員長となり、1963年8月、23歳でワシントン大行進の立役者・演説者となる。(著者についてより) 3部作で一気に読んだ。 米国の自由・平等というのが「白人」にとっての自由・平等で「黒人」には1960年代までそれがなかった。言葉として「人種隔離」というのは聞いたことがあったが実態は知らなかった。 若き日のキング牧師、ケネディ大統領、マルコムXなども登場する。ジョン・ルイスだけが激動の時代を生き延びた。 南部の激しい差別に身の毛がよだつ。米国史とはなんだったのかという思いにはせた。キング牧師の『自由への大いなる歩み―非暴力で闘った黒人たち (岩波新書 青版)』も読んでみたいと思った。 MARCH三部作おすすめです。 MARCH 1 非暴力の闘い MARCH 2 ワシントン大行進...
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情報生産者になる、上野千鶴子著、読了、濫読日記風 2018、その22

情報生産者になる (ちくま新書)を読んだ。 研究指南書である。問いの立て方からアウトプットまで一気通貫に解説している。 研究とは何か(32ページ)。上野はそのプロセスを、1)問いを立てる、2)先行研究を検討する、3)対象を設定する、4)方法を採用する、5)理論仮説を立てる、6)作業仮説を立てる、7)データを収集する、8)データを分析する、9)仮説を検証する、10)モデルを構築する、11)発見と意義を主張する、12)限界と課題を自覚する、としている。 それぞれのステップについて実例を交えて解説している。例えば文献報告のフォーマット(66ページ)、研究計画書(73ページ)を例示している。具体的、実践的だ。 情報生産者とはまだ見ぬコンテンツを世に送り出す人である。それを公共財にしたいと願う者たちである。そのためには自分自身が「今ここにないもの」を夢見る能力が必要で、それが「問いを立てる」能力である。(371ページ) 研究者の卵としてその能力を研鑽していきたいと強く思った。 濫読日記風 2018 アメリカ紀行(岩波文庫)、チャールズ・ディケンズ著、読了、濫読日記風 2018、その21 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明、伊神満著、読了、濫読日記風 2018、その20...
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アメリカ紀行(岩波文庫)、チャールズ・ディケンズ著、読了、濫読日記風 2018、その21

アメリカ紀行〈上〉 (岩波文庫)、アメリカ紀行〈下〉 (岩波文庫)を読んだ。 7月にアメリカ旅行に行った時に持って行って列車で読んだ。上下二巻なので適度に長くて列車の旅には最適だった。 ニューヨークからサンフランシスコまで全米を鉄道で横断してみた - 未来のいつか/hyoshiokの日記 英国人の新進気鋭の作家ディケンズのアメリカ紀行だ。1942年1月、29歳のディケンズは新興国アメリカ、ボストンに降り立った。ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンなどなど旅をしていく。様々な経験をしつつ、米国での奴隷制度などへの嫌悪感をあらわにする。 ジョン・フォースターの解説が付録として収録されている。 ディケンズの小説は一つも読んだことがないので読んでみたいと思った。文学入門のリストにはデイヴィド・コパフィールドが載っている。 濫読日記風 2018 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明、伊神満著、読了、濫読日記風 2018、その20 -...
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「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明、伊神満著、読了、濫読日記風 2018、その20

「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明を読んだ。 自分にとっての忘れられない一冊に「イノベーションのジレンマ (―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press))」がある。日本語訳が出てすぐ読んだ。2000年頃の話だ。 シリコンバレーあたりの経営者は皆読んでいる。(かどうかは統計を取ったわけでもないので実情は知らないが、破壊的イノベーションの怖さを知らずにベンチャーをやっているとしたら、不勉強すぎるし、知っていたとしても自分の組織がその罠にはまらないようにするのは至難の技である。日本では実感としてほとんど理解されていない。(個人的な感想です)) インターネット時代のベスト書籍の一つだ。 ムーアの法則に代表される変化が早すぎる時代にパラダイムが一夜にして変わる時の怖さを豊富な事例で実証している。 現場の人間としては、なるほどそういうことだったのかという腹落ちした理論である。実務家としてはそれ以上でもそれ以下でもなく、ではどうするかが今日の問題になる。 日本の半導体ベンダーが圧倒的な競争力を持っていたのに、没落したのはなぜか。Intelは日本の半導体ベンダーに完膚無きまでやられたにも関わらず生き残ったばかりではなく、CPUで圧倒的な競争力を持つまで復活したのは何故なのか。 「技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」というタイトルが付いている「イノベーションのジレンマ」は自分にとってのバイブルだ。 そのバイブルを解説したのが「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明である。 前置きが長いね>自分。 本書は「イノベーションのジレンマ」を実証的データを元に検証している。「イノベーションのジレンマ」ファンとしては読まざるを得ない。...
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濫読日記風 2018、EVと自動運転、鶴原吉郎著、読了、その19

年末に向けて、読了して日記に感想を書いていなかった本をひたすら記すことにする。(日記の日付はテキトーなので忘備録として自分用にとっておく) EVと自動運転――クルマをどう変えるか (岩波新書)を読んだ。 日本にとって自動車産業は残された希望の輸出産業になっている。かつては家電が世界を制覇していたのだけど、いつの間にかに壊滅的な状況になって、日本の製造業は自動車産業によってかろうじて生き残っているような形だ。(クルマが外貨稼ぎの中心に34ページ) その自動車産業も100年に一度ともゆうべき変化に直面している。EVと自動運転だ。そして自動車産業には大きな弱点がある。 それは、「品質のいい車を競争力のある価格で販売する」という自動車のビジネスモデルが、自動車産業の誕生以来100年以上変わっていないということだ。自動車メーカーはこれまでビジネスモデルの転換を一度も体験したことがなく、その組織は既存のビジネス向けに最適かされているため、新しいビジネスを生み出すことにはあまりにも硬直化している。38ページ なるほど。日本の製造業の強み、それに徹底的にチューニングされたビジネスモデル、組織構造は、新しいパラダイム、情報かと言ってもいいし、産業のソフトウェア化と言ってもいいし、あるいは流行りの言葉で言えばデジタルトランスフォーメーションに対応できていない。 ソフトウェア産業ではAppleはPCのベンダーからいつの間にかにクラウドやスマホのベンダーにピボットしている。ソフトウェア産業のジャイアントのMicrosoftもライセンスビジネスからモバイルファースト、クラウドビジネスへピボット(転身)している。 ソフトウェア産業では10年に一度くらいのパラダイムの転換があり、そのたびに勝者が変わっている。かつてはIBMであり、PC時代にはMicrosoftとIntelであり、インターネット時代にはGAFAと呼ばれるGoogle/Apple/Facebook/Amazonらにピボットした。 フィルムの時代の王者コダックはデジタル時代の今存在しない。富士フイルムは生き残った。 変化が早すぎる時代には栄枯盛衰が早い。 イノベーションのジレンマで知られるある分野でのトップ企業がはるかに規模が小さい新興企業に破壊される状況である。IT業界では、広く知られていて、滅ぼされる側の企業で働いていた人も多いので(自分もそうだ。DECという滅ぼされる側にいた)、実感としてその怖さを経験・理解している。 自動運転によって何ができるかを書かれた書籍は多い。本書はそれだけではなくその技術がどのように産業の変化を促しているかを記している。自分にとっての本書の気づきは、自動車産業が初めてのビジネスモデルの転換を必要としているということだ。 トヨタは生き残るのだろうか。そんな感想を持った。 濫読日記風 2018 知的生産の技術、梅棹忠夫著、読了、濫読日記風 2018、その18...
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