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2018年度OSS貢献者賞を受賞しました

北東アジアOSS推進フォーラム(11月14日〜16日、横浜)で、2018年度OSS貢献者賞を受賞した。ありがとうございました。 http://www.ossforum.jp/2018Yokohama 今回の受賞は「カーネル読書会」の活動などを評価していただいたもので、自分としてはちょっと昔の話なので、光栄ではあるが、若干申し訳ないような(?)感想を持った。*1 カーネル読書会は、ほんの思いつきで始めたLinuxカーネルの勉強会のようなもので、1999年4月に第一回を開催して、やってみたら思いの外、楽しくて、多くの人に参加いただいたこともあって、10年以上不定期に開催できた。近年、自分のモチベーションも下がってきて、勉強会の栄枯盛衰を一人で演じている感じもなくはないが、多くの貴重な経験を積むことができた。 過去の資料など http://www.ylug.org/modules/pukiwiki/?reading カーネル読書会をやってみて強く感じたことは、linuxのようなOSS (Open Source Software)と市井の草の根型読書会(勉強会)と言うのは非常に相性が良く、運営コストもそれほど高くないので、コア主宰者が元気であれば、永続性がある。一方で、運営が一人に集中すると主宰者がボトルネックになって自然消滅する。良くも悪くも主宰者のカラーに染まる。 IT系の勉強会が2000年代中頃から活性化して、コミュニティを形成するようになり、その過程で運営者の運営ノウハウも徐々に流通するようになってきた(勉強会勉強会など)。 勉強会の開催パターンなどは十分言語化されていないので、同じような失敗や苦労が繰り返されているようにも思える。先人の経験は口伝によって緩やかに継承されていくが、他のコミュニティへの伝播スピードは早くはない。 今だにビアバッシュのパターンなどが引用されているが、最近の人々はそもそもビールを飲まないのでビールの人数比なども微調整が必要である。カーネル読書会100回記念にはLinusも参加してくれて自分としては非常に思い出深い。*2...

北東アジアOSS推進フォーラム(11月14日〜16日、横浜)で、2018年度OSS貢献者賞を受賞した。ありがとうございました。

http://www.ossforum.jp/2018Yokohama

f:id:hyoshiok:20181128133415p:image

今回の受賞は「カーネル読書会」の活動などを評価していただいたもので、自分としてはちょっと昔の話なので、光栄ではあるが、若干申し訳ないような(?)感想を持った。*1

カーネル読書会は、ほんの思いつきで始めたLinuxカーネルの勉強会のようなもので、1999年4月に第一回を開催して、やってみたら思いの外、楽しくて、多くの人に参加いただいたこともあって、10年以上不定期に開催できた。近年、自分のモチベーションも下がってきて、勉強会の栄枯盛衰を一人で演じている感じもなくはないが、多くの貴重な経験を積むことができた。

過去の資料など http://www.ylug.org/modules/pukiwiki/?reading

カーネル読書会をやってみて強く感じたことは、linuxのようなOSS (Open Source Software)と市井の草の根型読書会(勉強会)と言うのは非常に相性が良く、運営コストもそれほど高くないので、コア主宰者が元気であれば、永続性がある。一方で、運営が一人に集中すると主宰者がボトルネックになって自然消滅する。良くも悪くも主宰者のカラーに染まる。

IT系の勉強会が2000年代中頃から活性化して、コミュニティを形成するようになり、その過程で運営者の運営ノウハウも徐々に流通するようになってきた(勉強会勉強会など)。

勉強会の開催パターンなどは十分言語化されていないので、同じような失敗や苦労が繰り返されているようにも思える。先人の経験は口伝によって緩やかに継承されていくが、他のコミュニティへの伝播スピードは早くはない。

今だにビアバッシュのパターンなどが引用されているが、最近の人々はそもそもビールを飲まないのでビールの人数比なども微調整が必要である。

カーネル読書会100回記念にはLinusも参加してくれて自分としては非常に思い出深い。*2

カーネル読書会を続けられたのも(最近はサボり気味で申し訳ないが)、YLUG(横浜Linux Users Group)の有志の皆様のおかげで、YLUGメンバーがいたからこそである。記して御礼とさせていただきたい。

技術的に、そこそこ尖った話題から、ちょっとしたTipsまで、幅広い話題を提供できたのも、参加者と発表者がいたからである。

自分にとっては全く予想外の数々の宝物をいただいた。

「コミュニティによる価値の創造」という文字にすると陳腐だがリアルな体験として経験できたことは僥倖である。

カーネル読書会によって得た宝物をコミュニティに恩返しをするためにこれからも活動をしていきたいと思った。

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