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組織にいながら、自由に働く。仲山進也著、読了、濫読日記風 2018、その30

組織にいながら、自由に働く。 仕事の不安が「夢中」に変わる「加減乗除(+-×÷)の法則」を読んだ。 働き方改革だ。本書は楽天大学学長、仲山進也さんの待望の書だ。 仲山さんは楽天の中でも「がくちょ」と呼ばれる名物社員だ。自由に飄々としていられる。その秘密の一端を垣間見させてくれるのが本書だ。 自分も自由に生きたい、自由に働きたいと思っている人は多いと思う。その指南書になるのか、ならないのか。 なるとも言えるし、なかなか難しいとも言える。 自由を獲得するためにはそれなりのスキル(?)が必要だ。 それが働き方の「加減乗除」という4ステージだ。(10ページ) 「加」できることを増やす 「減」好みではない作業を減らして、強みに集中する 「乗」磨き上げた強みに、別の強みを掛け合わせる 「除」(因数分解して)一つの作業をしていると複数の仕事が同時に進むようにする いろいろと働き方のヒントが満ちている。 仕事に飽きないことが大事(30ページ)、「好みでない作業」から全力で逃げる(42ページ)、働く「意味」を深掘りする(50ページ)などなど(付箋だらけになってしまった) 結局、副業、複業という一直線ではない働き方(生き方)を自ら進んでやるということが自由に繋がるのだろうなあとなんとなく思った次第である。 自らこの道を選ぶという行動をとろうという意思があれば、誰でも自由に働けるのではないだろうか。その意思がないのならば会社都合で働かされる人生になる。そんな予感がする。 自分は満60歳で定年退職して、今は学生の身分だが、人生二毛作として、次にもし会社員をやるとしたら、働き方の「加減乗除」を参考に自由に働いてみたい。そのように働けるだけのスキルを磨き続ける、あるいはそのようなスキルを得るための努力をする意思を持つ。そんなことを思った。 自由に働く人が増えれば日本は変わる。 濫読日記風 2018 図書館に訊け!、井上真琴著、読了、濫読日記風 2018、その29...
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図書館に訊け!、井上真琴著、読了、濫読日記風 2018、その29

図書館に訊け! (ちくま新書)を読んだ。 図書館が好きだ。地域の図書館が好きだ。学校の図書館が好きだ。子供の頃から好きだった。 好きなわりには図書館を使いこなしていない。図書館の良さを引き出しきれていない。そんな気がする。 図書館を仕事や調べ物をするツールとしてどのように使うか、そのような視点で本書は書かれている。 もちろん、図書館を大好きな本がいっぱいある場所として特に目的もなく棚を眺めたりぶらぶらする場所として使ってもいいが、本書はそのような立場ではなく、あくまでも調べ物をする場所としての使い方を紹介している。 ネットには様々な情報が溢れているが、ご存知の通り玉石混合だ。書籍の場合、編集というプロセスを経ているので、最低限の品質は担保されている。書籍ならではの網羅性や一貫性もある。 今だに読まれている名著には名著なりの理由がある。時間という激しい選別から生き残っただけの生命力が名著にはある。 新刊書を探すだけならネット書店や大規模書店で事足りるが、書店は基本的には出版されてから半年程度の本がほとんどでちょっと昔の本は置いていない。もちろん品切れや絶版の書籍などはあるわけもない。 本書は図書館との付き合い方を多面的に紹介している。 本書は図書館利用の心得として、1)ベースキャンプとなる図書館を決める、2)多様な資料の世界を知る(2章)、3)目録の本質を知る(3章)、4)レファレンスブックの利用を覚える(4章)、5)わからないことがあれば図書館員に訊く(5章)という方法を紹介している。(19〜20ページ) 例えば、学術研究の基本スタンスとして、1)先行研究がないことを確認する、2)研究のこれまでの最新成果・立脚点を把握する(42ページ)というプロセスでの図書館の利用方法を説明している。 「大学は知識の断片を学ぶところではない。むしろ、知識の体系・方法を学ぶことを目的とする教育研究機関なのだ」(45ページ) アカデミアというコミュニティーで広く信じられているパラダイムを学ぶ場所でもある。 資料の検索・探索の仕方なども具体的に記述してあるので参考になる。 どうしてもオンライン検索だけに頼りがちだが、というかそれくらい知らないので、多様な方法があることを知ることは重要だ。専門図書館の利用やレファレンス書籍など自分があまり行ったことがない方法も試してみたい。 網羅的な調査には図書館の利用が欠かせないと理解した(3章、4章) レビュー論文(サーベイ論文)などを効率的に探し出すようなスキルが必要だ。 研究者の卵として、自分なりに自分の研究分野のサーベイ論文を試作する。図書館を使いこなす練習としてそのような作業が必要だ。 本書を参考に図書館を使い倒してみたい。研究者の卵として図書館を使い倒せないとやばい。そう思った。 濫読日記風...
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機械との競争、エリック・ブリニョルフソン著、読了、濫読日記風 2018、その28

機械との競争を読んだ。 テクノロジーは雇用を奪うか?本書は雇用を奪うという立場。技術の進化は長期的には雇用を生むというのが従来の説であったが、著者は技術の進化が早すぎて、雇用を奪うと主張する。4章で19の提言をしている。1、教育の投資、4、義務教育の授業時間を増やす、5、スキルを持つ労働者の移民を積極的に受け入れる、6、起業家教育を行う、10、通信・輸送インフラの強化に投資する、11、基礎研究への予算を増やす、16、住宅ローンへの補助金を減らす、19、著作権の保護期間は短縮すべき。ザ・セカンド・マシン・エイジの著者。 ブックリスト 機械との競争 ザ・セカンド・マシン・エイジ プラットフォームの経済学 機械は人と企業の未来をどう変える? 濫読日記風 2018 ミライの授業、瀧本哲史著、読了、濫読日記風 2018、その27 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 AI vs. 教科書が読めない子どもたち、新井紀子著、読了、濫読日記風 2018、その26 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生、デイヴィッド・グラン著、読了、濫読日記風...
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ミライの授業、瀧本哲史著、読了、濫読日記風 2018、その27

ミライの授業を読んだ。 世界を変えた20人の偉人についての本。14歳向けと書いてあるが、実は大人にとって重要な話が詰まっている。巻末には参考文献リストがあるので未読のものを読んでみたいと思った。ナイチンゲールが統計学者だった話、森鴎外がエビデンスを重要視しないで権威に頼っていた話、地図とは仮説だという話、日本国憲法の草稿を書いた女性、興味深いエピソードに満ちている。20人目の主人公は(本書を読んでください)。 ナイチンゲールの人となり、情報視覚化のテクニックをもっと知りたいと思った。 濫読日記風 2018 AI vs. 教科書が読めない子どもたち、新井紀子著、読了、濫読日記風 2018、その26 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生、デイヴィッド・グラン著、読了、濫読日記風 2018、その25 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 老人読書日記、新藤兼人著、読了、濫読日記風 2018、その24 - 未来のいつか/hyoshiokの日記...
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AI vs. 教科書が読めない子どもたち、新井紀子著、読了、濫読日記風 2018、その26

AI vs. 教科書が読めない子どもたちを読んだ。 本屋で平積みのベストセラー。 日本人は識字率が100%近いと言われているが、著者の調査によれば、日本語が読めても理解できていない子供達が多数いる。教科書すら理解できなければ、言語によるコミュニケーションは不可能ということだ。それは子供だけではない。自分も含む大人の問題でもある。AIに駆逐されないためにも、基本的な読み書き能力を訓練したいと強く思った。自分は正しく日本語を読めているのだろうか。その能力はあるのだろうか。 下記の記事にある簡単なクイズをぜひ解いてみて欲しい。ひっかけ問題でもなんでもない。じっくり読めば解けるはずだけ。 ”大事なのは「読む」力だ!〜4万人の読解力テストで判明した問題を新井紀子・国立情報学研究所教授に聞く” 自分は正しく日本語を読めているのだろうか?自信がない。もっと読解力を身に付けたいと思った。 濫読日記風 2018 花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生、デイヴィッド・グラン著、読了、濫読日記風 2018、その25 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 老人読書日記、新藤兼人著、読了、濫読日記風 2018、その24 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 MARCH...
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花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生、デイヴィッド・グラン著、読了、濫読日記風 2018、その25

花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生を読んだ。 これは凄い。あんまり期待をしないで読んだ分、いい意味で驚いた。 1920年代、禁酒法時代のアメリカ南部オクラホマ州。先住民オセージ族が「花殺しの月の頃」と呼ぶ5月のある夜に起きた2件の殺人。それは、オセージ族とその関係者20数人が、相次いで不審死を遂げる連続殺人事件の幕開けだった――。 アメリカ探偵作家クラブ賞(最優秀犯罪実話賞)受賞 これは凄い。ノンフィクションクライムノベル。事実は小説より奇なり。米国1920年代。先住民(インディアン)が白人から迫害され移住させられていた時代の話。貧しい生活を余儀無くされるわけだが、移住先で油田が見つかり莫大な収入が入るようになって悲劇が始まる。インディアンの連続殺人事件の影には白人の後見人がいて、遺産をかすめとることを目論む。FBI捜査官が命の危険を顧みず捜査をして犯人を追い詰める。そして事件は解決したかに思えた。連続殺人事件はそれだけだったのか。著者は取材を重ねる。 特に後半の著者独自の捜査報道の技術は驚異だ。犠牲者の孫世代が生き残っているので丹念に取材を重ねる。当時の新聞や資料を図書館で探して読む。 驚異的な取材力だ。図書館本 おすすめです。 濫読日記風 2018 老人読書日記、新藤兼人著、読了、濫読日記風 2018、その24 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 MARCH 非暴力の闘い、ジョン・ルイス著、読了、濫読日記風 2018、その23 -...
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老人読書日記、新藤兼人著、読了、濫読日記風 2018、その24

老人読書日記 (岩波新書)を読んだ。 映画監督の新藤兼人が88歳の時(2000年発行)に記した読書日記だ。妻を亡くして一人で生きる老人(身につまされるね)の生活。 若き日の京都(1942年頃)、古書店とのほのぼのとしたやりとりとか印象的だった。西田幾太郎「善の研究」が青春の証だ。巨匠は何を糧に人格を形成したのか。その片鱗を見る。自分も古典に親しみたい。 盛岡から軽便鉄道で岩手山の麓の雫石へ行くのである。 妻がよく言ったものだ。 「軽便鉄道が走ると、小岩井牧場の子馬が汽車と一緒に走るの」(23ページ) 映画監督・シナリオライター・作家の目から様々な作品を読み解いていく。それはラスコーリニコフであり、荷風の断腸亭日乗であり、漱石や子規などである。作品の中に「私」を発見していく。 私とは何かを読み解く読書となる。 最近の作品も紹介している。村上春樹訳「心臓を貫かれて〈上〉 (文春文庫)」。凶悪犯の兄のことを四人兄弟の末弟が書いた。 どれもこれも新藤兼人の解説が面白くてすぐにでも読みたくなる。既読のもの(例えば罪と罰)はこのような視点から読むのだなあという発見になるし、未読のものは、その作品の魅力を様々な角度で伝えてくれるので興味がわく。非常に効率的な積読製造器になっている。やばいよ。気がついたら「心臓を貫かれて」を買っていた。 老人読書日記 (岩波新書) 心臓を貫かれて〈上〉 (文春文庫)...
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MARCH 非暴力の闘い、ジョン・ルイス著、読了、濫読日記風 2018、その23

MARCH 1 非暴力の闘いを読んだ。 米国の1960年代の公民権運動を描いたマンガだ。今から50年ちょと前、米国南部の黒人には選挙権がなかった。それを非暴力でどうやって勝ち取ったかの物語だ。 主人公はジョン・ルイス、米国下院議員、1961年米国南部の州間バスターミナルでの人種隔離に反対するフリーダム・ライドに参加。人種隔離法に反対したため、暴徒から暴行を受け、逮捕された。1963年から66年まで学生非暴力調整委員会(SNCC)の委員長となり、1963年8月、23歳でワシントン大行進の立役者・演説者となる。(著者についてより) 3部作で一気に読んだ。 米国の自由・平等というのが「白人」にとっての自由・平等で「黒人」には1960年代までそれがなかった。言葉として「人種隔離」というのは聞いたことがあったが実態は知らなかった。 若き日のキング牧師、ケネディ大統領、マルコムXなども登場する。ジョン・ルイスだけが激動の時代を生き延びた。 南部の激しい差別に身の毛がよだつ。米国史とはなんだったのかという思いにはせた。キング牧師の『自由への大いなる歩み―非暴力で闘った黒人たち (岩波新書 青版)』も読んでみたいと思った。 MARCH三部作おすすめです。 MARCH 1 非暴力の闘い MARCH 2 ワシントン大行進...
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情報生産者になる、上野千鶴子著、読了、濫読日記風 2018、その22

情報生産者になる (ちくま新書)を読んだ。 研究指南書である。問いの立て方からアウトプットまで一気通貫に解説している。 研究とは何か(32ページ)。上野はそのプロセスを、1)問いを立てる、2)先行研究を検討する、3)対象を設定する、4)方法を採用する、5)理論仮説を立てる、6)作業仮説を立てる、7)データを収集する、8)データを分析する、9)仮説を検証する、10)モデルを構築する、11)発見と意義を主張する、12)限界と課題を自覚する、としている。 それぞれのステップについて実例を交えて解説している。例えば文献報告のフォーマット(66ページ)、研究計画書(73ページ)を例示している。具体的、実践的だ。 情報生産者とはまだ見ぬコンテンツを世に送り出す人である。それを公共財にしたいと願う者たちである。そのためには自分自身が「今ここにないもの」を夢見る能力が必要で、それが「問いを立てる」能力である。(371ページ) 研究者の卵としてその能力を研鑽していきたいと強く思った。 濫読日記風 2018 アメリカ紀行(岩波文庫)、チャールズ・ディケンズ著、読了、濫読日記風 2018、その21 - 未来のいつか/hyoshiokの日記 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明、伊神満著、読了、濫読日記風 2018、その20...
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アメリカ紀行(岩波文庫)、チャールズ・ディケンズ著、読了、濫読日記風 2018、その21

アメリカ紀行〈上〉 (岩波文庫)、アメリカ紀行〈下〉 (岩波文庫)を読んだ。 7月にアメリカ旅行に行った時に持って行って列車で読んだ。上下二巻なので適度に長くて列車の旅には最適だった。 ニューヨークからサンフランシスコまで全米を鉄道で横断してみた - 未来のいつか/hyoshiokの日記 英国人の新進気鋭の作家ディケンズのアメリカ紀行だ。1942年1月、29歳のディケンズは新興国アメリカ、ボストンに降り立った。ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンなどなど旅をしていく。様々な経験をしつつ、米国での奴隷制度などへの嫌悪感をあらわにする。 ジョン・フォースターの解説が付録として収録されている。 ディケンズの小説は一つも読んだことがないので読んでみたいと思った。文学入門のリストにはデイヴィド・コパフィールドが載っている。 濫読日記風 2018 「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明、伊神満著、読了、濫読日記風 2018、その20 -...
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