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濫読日記風、その8

ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系 ―SWEBOK V3.0―。読了 目次と項目にざっと目を通した。訳文が若干こなれていないような印象を持った。原文はIEEEの著作権のもとで無償で公開されている。 https://www.computer.org/web/swebok/v3 伝統的なソフトウェアエンジニアリングについてのオーバービューを知るのであれば、本書は網羅的で参考文献も充実している。 アジャイル開発についてはほとんどカバーしていないので、アジャイル方面からのBOK (Book of Knowledge - 知識体系)があるといいと思った。誰か作っていないかな(他力本願) ○○○○○○○○殺人事件 (講談社ノベルス)。読了 叙述トリックというやつだ。168ページにネタバレがある。 葉桜の季節に君を想うということ 本格ミステリ・マスターズの感想を読書メーターで書いたら本書を教えてもらった。 https://bookmeter.com/books/580339 コメントを書いた人は、「葉桜の季節に君を想うということ」を読んだ人のコメント欄にひたすら投稿して本書を勧めまくっているようだ。うむ、正直うざい。小説の読み方なんか人それぞれだ、ほっといてくれと思ったりしたが、まあ、それはそれである。 池上彰、佐藤優の僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意にいいことが書いてあった。読書する時間を見つける極意だ。ネット断ち、酒断ちだ。 ゴールデンウィークは読書三昧である。 濫読日記風...
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モモ。読了

森の読書会で紹介されていたのをきっかけにモモ (岩波少年文庫(127))を読んだ。 児童書ということなのだが忙しい大人に読んでほしい一冊だ。というか自分が読んで感銘を受けた。 町はずれの円形劇場あとに住む不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸せな気持ちになる。町に灰色の男たちが来ることによって物語が動き始める。灰色の男たちは人々に「時間貯金」を勧める。無駄な時間を節約して「貯金」をしよう。彼らは「時間どろぼう」だった。時間どろぼうとモモの孤独な戦いが始まった。 時間を節約することによって大切な何かを失っている。それって一体どういうことだろうか。いろいろな読み方ができる。灰色の男たちと取引することによって自分は何をなくしているのだろうか?そんなことを思う。 現代人は忙しい。忙しい忙しい。そんな忙しい自分にとっての貴重な一冊だった。時々読み返してみようと思った。...
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濫読日記風、その7

生命、エネルギー、進化 僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意 アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書 連休の初日に読んだ。 生命、エネルギー、進化。読了 『生物学の中心には、ブラックホールがある。率直に言って、なぜ生命は今こうなっているのかがわかっていないのだ』本書は生物学のわかっていないことを丁寧に解説している。すごい本だ。 生物学の知識を持たない自分が本書を読むのは難しい。例えば本書には「ミトコンドリア」の説明があるが、「すべての真核生物にはミトコンドリアがある」という文をスラスラと読みこなすことには困難を伴う。 自分は理解不能な文に出会っても、とりあえずそれは置いておいて前に進むことような読み方をしている。そのような読み方が正しいのかはわからないが専門家ではないので気にしないことにしている。 それはともかく生物学の最先端の問いにまつわる物語を知ることは実にエキサイティングだ。本書を理解したとは到底言えないが未解決の問題を未解決だと言い切る著者の姿勢に科学者の誠実な姿勢を感じた。 生物学に関する入門書を幾つか読んでまた再読したいと思った。 僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意。読了 本の読み方に興味がある。読書法に関する書物は古今東西さまざまなものがある。書籍から情報を得る、知識を得るというのは勉強の基本中の基本だ。自分は読解力というのが十分ではない気がして、どうにかそのリテラシーをつけたいと思って、あれやこれや読んでいる。ネット時代にはネット時代に適した読書法があるのではないかと思っていたところ本書を発見した。 新聞、雑誌、ネット、書籍の読みこなす「技法」について書いてある。ジャーナリストの池上彰、作家の佐藤優の共著だ。当代一流の知性が著した実用書なので読みやすい、重要なポイントはマークしてある。それぞれの極意には番号が振ってある。大学受験の学習参考書みたいだ。(よく知らないけどw 著者は職業としてのジャーナリストや作家なので新聞は6頭、電子版・駅売などを含めると10紙とか11紙購読している。いやいやいや、そんなに新聞読まないでしょう。新聞は二紙以上併読するって、フツーの会社員には参考にはならない。知のプロレスを見ているような感じである。 雑誌もさまざまな週刊誌・月刊誌を購読している。いやーすごいっすね。というわけで知のプロレス面白い。 ネットの使い方も出ている。基本的にはネットは玉石混合で、ウィキペディアは鵜呑みにしてはいけない。それはそうであるが特に新しい指摘ではない。...
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習って覚えて真似して捨てる、真藤 恒、読了

かつて日本電信電話公社というのがあった。NTTの前身である。その最後の総裁で新生NTT初代社長真藤恒の著である。図書館で借りて読んだ。 1910年(明治43年)生まれで、石川島播磨重工業(現IHI) では社長を務めた。当時としては画期的な手法で数々の船舶を建造した。1981年に電電公社の総裁になった。「習って覚えて真似して捨てる」は、真藤を囲む「おしゃべり会」を持ち、そこでの内容がまとめられた。読みやすい構成になっている。*1 「脚下照顧」、自分の欠点を自分で見つける力をもてるように修行せよ、ということらしい。それは真藤の口癖「習って覚えて真似して捨てる」と相通じるらしい。 「経営とは先輩から習ったものを、片っ端から捨てていくことの連続であり、現状をどう変えるかがポイントである」(44ページ) 「1950年ごろから65年にかけて、船の建造期間が大幅に短縮され、それまでと比べ三分の一ないし四分の一になった。その成功をみて、真っ先にやってきたのが建築関係の人たちであった」(57ページ) 「私は今コンピュータのソフトウェアについてやかましくいっているが、これと同じこと(標準化、共通部品化)がいえる。このモジュール化、標準化ができて初めて、コンピュータの中で手作業なしでSE(システム・エンジニアリング)に沿ったプログラムができるようになるはずである」(65ページ) 本書は日経BPのウェブ記事『真藤恒の技術経営を学ぶ』をみて真藤恒に興味を持ったことをきっかけに読んだ。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20110524/220092/?rt=nocnt 真藤はソフトの重要性を理解していて、電子交換機の制御ソフトの内製化を命じたそうである。当時のNTTでは電々ファミリーと呼ばれる協力会社に全て外注していた。 1985年、NTTの初代社長に就任した真藤氏は、NTTのソフト設計・開発力を強化するため、電子交換機用ソフトを内製する方針を打ち出した。電電公社の時代、ソフトの開発は交換機メーカーに丸投げであった。...
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濫読日記風、その6

勉強会には一時期ほどじゃないけど時々行く。セミナー形式の、エライ先生お話ししてそれをありがたがって聴くというのには、それほど魅力を感じない。やっぱり、ワークショップ形式というか、参加者が実際に手を動かす形式の方が楽しいし、印象に残る。実際に何かを作るというほど大げさじゃなくても、参加者同士で少人数のグループを作って、対話したり、アイデアを出し合ったりする、いわゆるアイデアソンみたいなものが面白い。 アイデアソン!: アイデアを実現する最強の方法 (一般書) アイデアソンに関する類書というのはほとんど見たことがない。ハッカソンやアイデアソンというのは見よう見まねで色々な人が行っていると思うが、言語化すれば、それを元に様々な改良が加えられ、より良くなっていく。その意味で本書は貴重な一冊になっている。 第1部でアイデアソンとは何かを紹介し、第2部でアイデアソンの運営方法などのポイントを紹介している。第3部は様々なアイデアソンの実態を運営者にインタビューしている。第4部は様々なアイデアの引き出し方メソッドを紹介したパターン集になっている。 参考文献とウェブサイトのリンクがあるので、そこから孫引きするといいと思った。 読了せずに返却 昨今流行りのAI (Artificial Intelligence 人工知能)って一体なんなんだというのがずっと気になっている。第二次ブームと呼ばれている頃に就職したので、その頃と今のブームは何が違って何が違わないのか興味がある。...
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濫読日記風、その5

図書館で「読書」についての本を幾つか借りてきた。小学校などでの読書のワークショップを行うときの手引書などだ。読み方の参考になる。 リーディング・ワークショップ−「読む」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ《ワークショップで学ぶ》) 「読む力」はこうしてつける 「読む力」はこうしてつける 楽しみで読む小説と何らかの知識を得るために読む実用書や技術書、教科書などは読み方が異なる。だけど、正確に著者の意図を汲み取る技術はそれほど違わないと思う。 読書会と言っても、自分で読んできた本を紹介するタイプ、例えばスゴ本オフとかビブリオバトルみたいなものから、対象となるテキストをみんなで少しずつ読む、ゼミ形式というか勉強会形式のものまで様々な形態がある。 小説なんかは楽しめばいいので、どのような形式でもいいっちゃいいのであるが、他の人の感想を聞くと、へーそういう読み方があるんだなあとか、自分と違った読み方を発見できて参考になる。自分が気がついていなかった自分の読み方の癖とか限界(?)など知ることができたりする。 数学と仲良くなりたいので、数学の本を読んでいて、よくわからないところに出会ったりすると、それほど悩まずにスルーして先にずんずん進むことが多い。技術書もとりあえず先に進んでみると後ろの方で詳しく説明してたりして、それはそれで書き方というか構成が読みにくいということでもあるのだけれど、疑問が解決することがなくはないので、そんな読み方をすることがある。 人によっては、疑問点でつまずいて、前に進まないという読み方をする人もいる。...
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濫読日記風、その4

芥川賞作家、村田沙耶香の消滅世界を読んだ。 殺人出産 (講談社文庫)も怖い小説だったが、本書も同系列である。 消滅世界は、子供をセックスではなく人工授精で作る近未来を舞台にしている。交尾は気持ちの悪いものとして考えられていて、家族の形も変わってくる。 「パートナーを選ぶ基準って、収入と家事の分担のバランス感覚の一致、信頼できそうな人か、雑談相手に向いているか……それくらいの直感でしょ。」 子供を持って育てるという価値観を揺すぶられる不気味さがある。村田沙耶香という作家は恐ろしい作家だと思った。 濫読日記風 濫読日記風、その3 http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20170409/p1 濫読日記風、その2...
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右利きのヘビ仮説、読了

右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化 (フィールドの生物学)を読んだ。 なにこれ面白い。 右利き、左利きというのは小さい頃からの習慣でそうなるのか、遺伝的にそのような利き腕が決まっているのか、謎だ。よくわからない。人間だけではなく動物にも利き腕があるのかないのか。本書は生き物の「右と左」に関する進化の物語だ。 著者はひょんなことから、カタツムリを食べるヘビの話を聞いて、それに興味を持つ。カタツムリは右巻きと左巻きがあって、ニッポンマイマイ族は左巻きが何種類もいるらしい。そして左巻きのカタツムリが進化してきた理由はよくわかっていない。 ここで右向きのカタツムリを捕食する生き物がいれば左向きのカタツムリは進化しやすくなるはずだ。という発想から研究を始めたという物語である。 著者はそのような捕食者を求めて西表島にフィールドワークに行く。 そしてイワセキセダカヘビというのがカタツムリを食べるらしい。そしてその頭部の図を見ると下顎の鱗が左右非対称ということがわかった。その情報をもとに歯の形状を調べてみると、予想通り非対称で右向きのカタツムリを捕食しやすい。 ヘビとカタツムリを用いて実験をしていくのだけど、フィールドワークで餌となるカタツムリを探したり捕食者であるヘビを探したり、そして捕まえたヘビに右巻き左巻きのカタツムリを餌として与えたり、言葉にすると簡単だけど、実際やるのは大変だ。読者は、単にすげー、面白いーとお気楽でいい。 適応進化は、変異・選択・遺伝の三つの条件が揃うと自動的に進行する現象である。(59ページ)...
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濫読日記風、その3

勉強会とか専門書の読書会に行って良いことの一つはその道のエキスパートにお勧めの書籍を教えてもらうことだ。 「この分野は門外漢なんですが、お勧めの入門書はなんですか?」というのが私の定番の質問だ。これはどこでも使えるので是非活用してほしい。先日もenPiT WiTシンポジウム *1 というのに出かけて鳥井さんにお勧めの参考書を聞いてみた。 メタプログラミングRuby 第2版 2015/10 Rubyのしくみ Ruby Under a Microscope...
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ゲーデル、エッシャー、バッハ始めました

ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版を読書中だ。 スゴ本オフを下北沢のB&Bでやった時に本棚の奥に鎮座している本書をゲットした。30年以上前に書かれた本の20周年記念版の翻訳である。 20周年記念版には、著者による序文が付いている。本書は何について書かれた本なのか? 評判は昔から聞いていたいのでいつかは読んでみたいと思って今に至るわけであるが、何の本なのだろうか?数学の本かなと予想しつつも読み始めた。Facebookで知人たちは、デザイン、数学、Art、思考の本だとか何とか。 序文で、著者は1980年に本書(ゲーデル、エッシャー、バッハをGEBと略す)がニューヨークタイムズのベストセラーリストに載った時(それもすごい話であるが)、タイトルの下の『実在は相互につながった組みひものシステムだとする科学者の論考』という要約がついたのだが、それについて全くもってたわごとなので講義したということを記している。 表題がすべてを語っていると多くの人が考えた。数学者と画家と音楽家についての本だと。著者はGEBはこの三人についての本などではまったくないという。ではGEBとは何なのか?何に関する本なのか? 序文の4ページ目(P-4)によると「GEBは、生命のない物質から生命のある存在がどのように生まれるかを述べようとするたいへん個人的な試みだ。自己とは何であり、石や水たまりのように自己をもたないものからいかに自己が生まれるのか。(中略)。GEBは、ゆっくりとアナロジーを組み立てることによってこうした問題に取り組む」 何に関する本なのか?読み解くことによって徐々に明らかになるのだろうか?自分は本書の謎を読み解けるのだろうか?興味は尽きない。 20周年記念版で追加された序文だけで40ページある。索引も含めると本文は763ページある。鈍器にもなる大著だ。 序論、第1章、第2章(79ページ)まで読んだ。時間はかかるが読み進めるのが楽しみだ。どんな世界が待っているのだろうか。 時々、感想をここで報告するつもりである。かつて「虚数の情緒―中学生からの全方位独学法」の感想を書いたのと同様に。 虚数の情緒 虚数の情緒、第1部独りで考えるために0章方法序説:学問の散歩道、読了 http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20160321/p1 虚数の情緒、第II部 叩け電卓!掴め数学!4章 無理数:比で表せない数まで読了 http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20160420/p1...
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