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Android と Linux デスクトップを同期させる

原文はこちらです。 ※この記事は「チュートリアル」からの転載です。
 
Android が Linux ベースであることは、よく知られています。そうであれば、Android と Linux をデスクトップ レベルでスムースに連携させることができる筈です。ええ、ほとんどです。デスクトップと Android デバイスの間で、ファイルをドラッグ・ドロップさせることができます。しかし、連絡先やカレンダーを同期させたい時は、どうすれば良いでしょうか。もし、少しも余裕がないのであれば、クラウドを使うのが一番でしょう。
 
どのくらい余裕が必要でしょうか。そんなに必要ではありません。アプリケーションをいくつかインストールして、MTP と PTP の違いを理解すれば、Android デバイスを Linux デスクトップと連携させることができます。
 
まず、現実的なシナリオを考えてみましょう。理想として、Google のサービス、Gmail や Google カレンダーをデスクトップとモバイルで活用していますね。これが、Android と Linux デスクトップを連携させるのに、一番良い方法です。
 
もちろん、デスクトップ上でブラウザを使いたくない人もいると思います。そのときは、Thunderbird を使うと良いでしょう。Thunderbird を使って、連絡先とカレンダーを同期させることができます。もちろん、Thunderbird を Google アカウントと同期させる必要があるという注意点もあります。恐らく問題はないでしょう。と言うのも、Android デバイスで Google アカウントを利用しているでしょうから。それでは、連絡先・カレンダーの同期方法から始めて、次にファイル関係に行くことにします。

連絡先とカレンダー

まず、Thunderbird 用の gContactSync アドオンをインストールします。インストール後、Thunderbird を再起動すると、同期するアカウントの選択 (もしくは新規アカウントの作成) を求める画面が表示されます (図 1)。
gcontactssync
“Next” を押して、同期したいアドレス帳、グループ、連絡先を選択し、同期方法を指定します。
 
“Finish” を押して、同期を開始させます。同期が完了すると、追加された連絡先がポップアップ表示されます。初期値では、gContactsSyncは 120 分毎に自動同期します。Thunderbird の gContactsSync メニューをクリックし、”Preference” を押します。”Preference” 画面 (図 2) で、自動同期の時間を変更できます。これで、Linux デスクトップ、Google アカウント、Android デバイス間で連絡先が同期されるようになりました。
gcontactssync 3
連絡先が同期できたので、カレンダーに行きましょう。Lightning 拡張をインストールし、Googleカレンダーと同期するように設定します。Google カレンダーを読み書きする場合は、”Provider for Google Calender” アドオンが必要です。
 
インストールしたら、”Lightning” を開き、カレンダー一覧の空白部分を右クリックし、新カレンダーを選択します。ネットワーク、Google カレンダーの順に選択します。あとは、ウィザードに従って進めます。2 段階認証を利用していても、問題ありません。同期したいカレンダー (図 3) を全部選択します。そして、Google カレンダーに必要なデータを入れれば、Android デバイスと同期されます。
lightning 1

ファイルと写真の同期

ここからは、少し作業が必要です (アプリのインストール以外にという意味です)。Android デバイスを Linux デスクトップに USB 接続すると、ファイル マネージャーが Android 上のディレクトリを表示します。Android 接続時に、MTP (Media Transfer Protocol)、PTP (Picture Transfer Protocol) のどちらの利用を許可したかによって、表示されるディレクトリが異なります。
mtp
PTP で接続した場合は、Android デバイスは、あたかもカメラであるかのように接続され、DCIM と写真フォルダーが表示されます。Shotwell ボタン (表示されていれば) をクリックして、全部の写真をデスクトップにインポートできます。MTP と PTP の切り替えは、Android 通知バーを下方にドラッグし、USB 状態を表示させます。そして、どちらかを選択します (図 4)。
 
デバイスが MTP で接続されると、デバイス内部 (電話内部) と外部 (SD カード) のフォルダーが表示されます。ファイルをドラッグ アンド ドロップすることで、Android デバイスとのファイルのやりとりができます。
 
Linux デスクトップ上の Samba 共有されたファイルのやりとりは、Astro File Manager (Astro SMB Module と一緒に) を使います。これにより、Android から簡単に Samba 共有されたファイルを扱えます。
 
次のようにして、Android アプリをインストールします。

1. Android デバイスの Google Play Store を開きます。

2. “Astro File Manager” を検索します。

3. 見つけたら、選択します。

4. インストールを選択します。

5. 権限許可に関する表示を良く読みます。

6. 問題なければ、許可を選択します。

7. インストールが始まります。

上の手順で、Astro SMB モジュールを入れると、コネクションの設定が可能となります。Samba の共有フォルダーがある Linux デスクトップと同じネットワークに Android を接続します。以下のようにして、Astro ファイル マネージャーから接続します。
astro 1

1. Android デバイス上で Astro ファイル マネージャーを開きます。

2. スクリーン上で、左端から右へスワイプします。

3. "Location" を選択します。

4. "Local Network" を選択します。

5. "WORKGROUP" を選択します。

6. アクセスしたいマシンを選択します。

7. 共有フォルダーを選択します (図 5)。

フォルダーに適切なパーミッションが設定されていれば、コピー、ペースト、移動ができます。
 
ここまでで、Android デバイスと Linux デスクトップ間でファイル、フォルダー、写真、カレンダー、連絡帳を同期させることができるようになりました。プラグ & プレイとはいきませんが、どの Linux でも問題なく同期させることができるはずです。
 
 
 
 
 
 
 
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